2015年2月21日発 3泊4日北海道しれとこ流氷ツアー情報｜ダイビング & トレッキングぴっころ

2015年　北海道しれとこ流氷ツアー

冬には世界で最も南端に接岸する流氷が訪れる。この流氷により大量のプランクトン、サケなどの豊富な魚介類が生息する。サケは秋に知床の河川を遡上し、ヒグマやオジロワシなどに捕食される。これらの動物の排泄物および死骸は、植物の栄養素として陸地に還元される。このような、海と陸との食物連鎖を見ることのできる貴重な自然環境が残る点が国際自然保護連合(IUCN)に評価され、2005年に世界自然遺産の登録物件となった。

「知床 (世界遺産)」『フリー百科事典　ウィキペディア日本語版』。
2013年11月25日 (月) 20:59　UTC、URL: http://ja.wikipedia.org

ダイバーなら一度は挑戦しよう、流氷ダイビング！

冬の北海道名物と言えば、流氷。遠くロシアのアムール河から流れ着き、オホーツク海を覆いつくします。
見渡す限り白い大地となった海の上に、ワカサギ釣りのように氷に穴を開けその中に潜ります。
海水と氷から溶け出した淡水との境目はハロークラインがモヤモヤとして不思議な世界。
潜って見上げた水面には氷の塊が天井から垂れ下がる鍾乳石のよう。氷の隙間から太陽の光が差し込むと、それはシャンデリアのように美しく輝きます。
もちろん、氷点下の海にも生物はいます。流氷のアイドル「クリオネ」や泳ぐ卵のような「ミジンウキマイマイ」、そしてタラバガイの子供やホタテガイなど美味しそうな生物も観察出来ます。
水温は0℃～-1℃と特殊な環境なので、レギュレーター、フード、グローブは寒冷地仕様のものを使用します。
潜水時間も20分程度と短くし、エギジット後には冷えた手を温めるお湯が用意されていたりと寒さ対処は万全です。
是非一度、氷の下の世界のぞいて見ませんか？

ライセンスがなくても出来る、流氷ウォーク！

ダイビングのライセンスがない方には、流氷ウォークがおススメです。
身体が濡れないドライスーツを着て流氷の上を歩きます。
沈みそうな小さい流氷の上に乗ったり、薄く張った氷の上でジャンプしてワザと氷を割って海に落っこちたり、海の上にラッコのようにプカプカと浮かんだりして遊びます。
「流氷の海って寒いでしょ？」、確かに氷だらけの寒い海ですが、その寒さを忘れるほど楽しさと感動がいっぱいです！

雪と遊ぼう！「雪中キャンプとスノーシュートレッキング」

このツアーのお楽しみは海だけではありません。雪の中でのキャンプやスノーシュートレッキングも好評です。
現地ベテランガイドのサポートにより、キャンプ初心者の方でも大丈夫。キャンプ道具は全て寒冷地仕様のものをレンタルするので、個人で用意するのは防寒着のみ。
雪の中でのテントの設営から撤収までみんなで協力して行います。バーベキューでは、凍ったビールを焚き火で溶かしながら飲んだり、ホットワインで北海道の海の幸に舌鼓。

スノーシュー(西洋かんじき)を履いて、真っ白な森の中をトレッキング！
雪の上についた動物たちの足跡を観察しながら、新雪をキュッキュと踏みしめ歩くのがとっても気持ちいい！
また斜面を転びながら滑り降りたり、雪合戦をしたりと、童心に返って雪と遊びます！

他にも、エゾシカ、キタキツネ、オジロワシ、氷の上で休憩してるアザラシなど移動中の車内から観察することが出来ます。
流氷に沈む夕日や夜空に輝くオーロラショーも幻想的で感動すること間違いなし！
そんな自然いっぱい、楽しさいっぱいの知床を満喫しましょう！